折れない心 ーrescue J guy's blogー

元航空自衛隊のRESCUEパイロットが自分のやりたいこと、自分が何ができるかを発見できるようになる、折れない心(レジリエンス)について4つの原則を中心にお話ししてます。また、航空関連ニュースに対しての個人的な感想や意見もアップしています。

航空無線通信士

今日は、無線の免許の再交付に行って感じたことをお伝えします。

 

免許の再交付を受けに行った理由

僕は自衛隊の航空機を運航しているときに、律儀に総務省の免許も常に携帯していました。必要免許と一緒に一つの袋にいれてフライトスーツの胸ポケットに入れて飛んでました。

そこまではよかったんですが、訓練でものすごい汗をかく僕の体が、その袋の中にまで汗を侵入させてしまい、免許が濡れてしまったんですね。

 

その結果、資格名や番号が見えなくなりつつなってました。

 

まずは、わかり易い写真をみてください。

右側に写っているのが、私の自衛隊時代に取得した総務省の航空無線通信の免許です。

(左:42歳 右:20歳)

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自衛隊って無線の免許いるのか?

自衛隊パイロットになるためには、無線の資格を取得しなければなりませんが、これは自衛隊内での規則でその資格取得が決められています。

 

ですので、総務省の免許を取得する必要はありません。

 

自衛官総務省の免許を取る理由

 

単純な話です。自衛隊を退職したのち、空を飛ぼうと思ったらこの資格が必要なんですよね。

 

だから、将来のことを考えたら若いうちに取得しておいて損はない、っていうくらいです。

 

 

私が取得した理由

 

本当に何も考えていませんでしたが、航空自衛隊の航空学生課程(2年間の地上訓練)を修了したのち、同期生は次々と空へ飛び立ちます。

 

しかし、航空機の数と教官の数には限度があり、全員が同時期に飛行訓練を開始できません。

 

その間、地上訓練などをおこなうのですが、どうしても中だるみしてしまう。

そんなときに、教官が考え出した苦肉の策が、国家取得の勉強をさせるということです。

 

ほとんど丸暗記に近く、過去問を見ただけで答えが分るくらい勉強しました。

 

これ、今42歳になってからとれっていうと、ちょっとしんどいかもしれません。

 

結論

昔の免許はそれなりに味のある冊子形式が多いですが、今の様なカード形式の方が持ち運びに便利。再発行は、2200円の収入印紙のみでできるので、昔の免許を更新したいかたはお勧めです。ネットからダウンロードした書類に書きこんで提出するだけの簡単さぎょうです。

僕が行った、当かい総合通信局は以下のリンク先に情報があります。名古屋市役所の近くです。

http://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/toukyoku/index.html

あと、免許と名の付くものは、資格としては若いうちに取得したほうが楽ということ。

ただし、免許取得マニアになっては意味がないですよね。