元RESCUEパイロットが折れない心を伝えています。
国家組織の一員から、一人の起業家として独立して4ヶ月が経ちました。
自衛隊を辞めてよく言われること
先日、中小企業同友会のグループ勉強会に初めて参加し、様々な社長とお話しし、たくさんのエネルギーと学びを頂きました。
そんな中でよく聞かれるのが、
「なんで辞めたの?勿体無いなー」
ごもっともです!!
売上を上げて、従業員に給料を渡し、日々の会社・事業を成長させていかなければならない社長から見れば、誰でもできる仕事ではない救難部隊のパイロットという仕事。
なんで辞めたの?
当たり前のように疑問に思いますよね。
安定から不安定への冒険?
なんで辞めたの?
この質問をされるたびに、先が見えない現在の状況から抜け出して、サラリーをもらえる仕事に戻ろうか・・・・・
そんなことを考えないでもないです。
でも、それを思い出すたびに自分に喝を入れるんです。
やりたいことがあって前の仕事を辞めたのだろ?
それでも、この喝、たまに効かなくなるんですね。
一人で悶々と考え始めると、出口のない迷路に入り込んだ感じになります。
正直に言って辛いです。
弱音を大きな声で叫びたくなります。
弱音は吐いていい、むしろ叫ぼう!
ここで、今回の【社会性】という柱が意味を持ってきます。
私は、訳あって愛知県に移り住んで折れない心メンターコーチを始めましたが、開始した頃は個人的に悩みを相談できる人は、1人しかいませんでした。
自分の周りに、相談できる人が 1人!!
これは、相談していい人とか、相談に乗るならこの人とかいうレベルではなく、知り合いが一人しかいなかったのです。(もちろん家族はいますよ〜)
この経験は、人生で初でした。しかも、ある社長に裏切られ一時的に無職でした。
41歳、無職、相談相手が一人!
逆境からの回復と成長をサポートする自分が、自らの決心で自衛隊を辞めて、信じていた人に裏切られ、逆境のまった只中に入り込みました。
どうしよう。
何したらいいのだろう。
早まったのか、俺。
このような状況を打破してくれたのが・・・・・
仲間
そう、仲間ができたのです。
同じ方向に進んでいく仲間。
その仲間がさらに仲間を紹介してくれる。
その輪がどんどん膨らむ。
気づけば知り合いのいなかった愛知県に100人近い知り合いができ、
札幌、東京、大阪に相談できる相手ができ、
名古屋市内で開催してセミナーでは、初めてお会いする方が参加してくれるようになりました。
会社を辞めたくて悩んでいる多くの方へ
今、多くの方が会社組織などの組織内での問題に苦しんでいると思います。
が、よく考えてみてください。
一人でその仕事できますか?
できないですよ。
それは、仕事量の話もありますが、一人ではできることの限界がすぐそこにあるのです。
隣の課にいる挨拶もしない陰気なやつ。
そんな人でも、組織で仕事をしているうちは相談にのってくれるんですよ。
だって、会社という同じ方向を向いた人たちの社会にいるのだから。
まずは、誰かを頼って見ませんか。