新年を迎え早7日が経ちました。
航空自衛隊を退職してから2回目の正月。
それを言い換えると、
「無職で迎える2回目の正月」
この1年数ヶ月の間、今まで当たり前のようにあったものが、
実は当たり前ではないという、
頭では理解していたことを身を以て体験してきました。
さて、本題の地獄のお話です。
みなさんが地獄を想像した時に、何を一番初めに思い浮かべますか。
私は、小さい時に読んだこの地獄を思い浮かべます。
炎、恐ろしい鬼、身ぐるみ剥がされる、そんな感じです。
でも本当に恐ろし地獄とは、何か。
それは、「孤独」という状態です。
孤独といっても、人それぞれ感じるものが違いますが、ここでいう孤独というのは本当に、自分以外の人と接点がなく一人きりという状態です。
私も、厳密いいえば孤独ではありませんでしたが、孤独感を味わいました。
高校を卒業し、航空自衛隊に入隊。
厳しい訓練に日々でしたが、そこには同期生や同僚が常にいました。
そして、苦しいながらも人との繋がりを日々感じながら行きてきました。
それが、ある日を境にその接点が無くなったのです。
私は失った繋がりを無意識に求め、いたるところに顔を出し、人との繋がりを求めました。
正直いうと、本当に苦しい日々でした。
みなさんの中にも、そんな人はいると思います。
でも、振り返ってみると、そのような人は自ら孤独という環境を作っていませんか。
誰にも心を許さず、
社会を憎み、
人を信用することもなく死んでしまう。
このような人は死後、
「暗闇の廃墟」の中で
「孤独」地獄
を味わうことになるようです。
私の知っている人にもこのような人がいます。
死後、魂が孤独地獄に行くことがその人には必要なのでしょう。
今ある環境に感謝し、笑顔でニコニコ掃除をしていれば、生きている間も死後の世界でも幸せに生きることができるんでしょう。