今回は、自分がパイロットになるまでの過程を少しお話ししたいと思います。
ここ数年、LCCなどの旅客機パイロット需要増から、パイロット不足が報道されるようになりました。
パイロットの養成にはいろんな道があるのですが、もちろん私がパイロットになるために通った道は、航空自衛隊です。そこで、過去に自分がどんなことを考えてきたかを思い出したみました。、
パイロットの需要は高いが、授業料も高い
パイロットになりたいと思っていても、どうやったらパイロットになれるんだろう?って思いますよね。
僕もそうでした。
小学生のころ、自衛官だった兄がいる友達に聞きました、
友達「兄ちゃんは、一回自衛隊に入らないとなれないって言ってた。」
僕「そっか・・・・」
だって、陸上自衛隊に入らないといけないんですよ!小学生でそんな覚悟はありまへ~ん。
次に知恵をつけた高校生のころ、なにやら航空大学校というものがあるらしい。
調べてみると、かなり狭き門。
しかも、みんながみんなエアラインのパイロットになれるわけでもないらしい・・
結局、ここでもあきらめました。
だって、そこまでしてパイロットになりたいのか?って思ってからです。
そして、最後に来た運命の分かれ道。
大学受験を考えていた高校3年の夏、受験の担当先生にプレテストで防衛大学校を受験してみたら?って言われて素直に願書を取りにいきました。
入ったらヤニ臭い部屋でパンフレットを並べられて、何やら違う自衛官への道を説明されました。
そうです、そこが僕がパイロットになった道 「航空学生」でした。
高校卒業資格で軍隊のパイロットになれる国は日本とサウジアラビアくらいです。(当時の記憶)
大学受験もそっちのけ、3次試験まで受けてパイロットへの門をくぐりました。
とりとめもなく書きましたが、無償でパイロットになる道もあるし、借金してパイロットになる道もあります。
人それぞれの道、楽しい空の散歩ができるようになってほしいです。