新年を迎え・・・・
と、いつ迄たっても言ってそうでうが1月も下旬となりました。
今回は、神社のお話です。
今年の神社巡りは、
元旦初詣に白山神社総本宮である白山比咩神社(しらやまひめ神社)を訪れてから近所の白山神社に行きまくってました。
ちなみに、白山神社は「はくさん神社」と言いますが、白山比咩神社は「しらやまひめ神社」と言います。
なぜそうなったかまでは調べてないので後日アップします。
地元では、しらやまさん、と呼ばれています。
白山神社は、和合の神「菊理比売命」をご祭神としていまして、「菊理」を「くくり」と読み、これから「括る」となって仲を取り持つことに長けている神様としてしられています。
実際に、古事記の中でも黄泉の国から伊邪那美命が伊邪那岐命を追いかけてきた時に、そのわだかまりを取り持ったと言われています。(この辺り、まだ詳しく読み込めてない、というかあまり詳しく書いてません。)
古くから日本人は、和を大事にして生きてきた民族ですが、日本人にはとても馴染みやすい神様なんです。
日本最古の・・・
と、ここまで書いてきましたが、今日は白山神社ではなく奈良県天理市の「大和神社」に行ってきました。
「大和神社」
なんて読むかわかりますか?
ヤマト神社!
ではなく、「オオヤマト」神社と読みます。
おお!ヤマト神社!
歴史好きは、オオヤマトと読むのでしょうが、
軍艦好きなら間違いなく「ヤマト神社!」です。
で、軍艦好きの息子の高校受験の合格祈願と気分転換を兼ねて行ってきました。
参道の長さが・・・・
いつも行く、奈良県桜井市にある大神神社に行く途中に大きな看板で大和神社と案内がありましたが、今回はそこを目的地にしました。
中規模な神社なんだろう、と思い鳥居のところまで到着したら、周辺に駐車場がない!!
でも、一の鳥居から二の鳥居までの距離が半端なく長い!
なぜ駐車場がないのに??
と思ったら、鳥居を車で抜けたところに駐車場がありました。
参道が長い!と書いているのに、その写真を撮り忘れていました・・・・
で、その参道の長さ、実は戦艦大和と同じ長さなんです!
(息子が気づきました・・・)
戦艦好きでなくても、戦艦大和は知っています。
現存する米空母や海上自衛隊の「いせ」「かが」などは実際に乗ったことがありますが、大和は見ることができません。
それを参道で体感できるとは、なかなかやります大和神社。
興味深いです。
日本最古の
この神社、隠れたところにありますが実は結構歴史古い神社なんです。
御由緒をおおやまとじんじゃHPから借用しました。
御由緒
日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)は大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)で、宮中内に天照大神と同殿共床で奉斎されたが、第十代崇神天皇六年に天皇が神威をおそれ、天照大神を皇女豊鋤入姫命をして倭の笠縫邑に移されたとき、皇女淳名城入姫命(ぬなきいりひめ)に勅して、市磯邑(大和郷)に移されたのが当神社の創建であると伝えられている。(2000余年前)奈良時代、朝廷の命により、唐の国へ渡って学ぶ遣唐使、その他使臣は、出発に際して、当社へ参詣し、交通安全を祈願された。
また、世界最大最強を誇る「戦艦大和」の守護神とされた。同艦も、昭和20年4月7日、沖縄南方にて轟沈した。その英霊、第二艦隊司令長官伊藤整一命外、2,736柱と護衛艦の方々が境内の祖霊社に合祀されている。
社殿も珍しい作りらしく宮中三殿式となっているそうです。
拝殿での「試験合格」祈願
祈願の受付をしようと社務所に向かうと、一人のご老人が歩いてました。
あれ?この方が受付の人かな?と思い、話しかけるとその通りでした。
話しかけなかったら、無人の社務所にしばらく足止めされるところでした。
受付を終え、
「それじゃー準備をしますので拝殿の方へ」
と言われましたが自分の神社でもないのでどこから上がるのか?
と思いましたが、賽銭箱の横から拝殿へ抜け靴を脱ぐところもしっかりとありました。
そして、予想通り、先ほどのご老人が神官としての服装で再登場です^^
今まで拝殿して祈願した神社で、神職が一人で出てきたのはただ一箇所のみ。
北九州に住んでいる時でした。
転勤して初めて行った神社(七五三参り)だったのでよくわからなかったのですが、今まで行った神社は大きなところばかりで、神職の人が数人はいました。
でも、そこは一人。
太鼓は?
お神楽は?
どうやるのかな?
などど疑問に思っていたところ、おもむろに社殿脇にあるラジカセのスイッチをオン!
驚きましたが、ラジカセでお神楽って有りなんだと、初めて学びました。
で、今回も一人で登場した宮司様。
またラジカセが何処かにあるのか?
と、緊張して待つこと数分・・・・
神様への詔と太鼓、そしてお祓いの鈴で無事祈願が終了しました。
ラジカセではなんとなく興醒めだよね、って思っていたので一安心。
太鼓の音が心にしみました。
宮司さんのありがたいお話
お守りとお神酒をいただき、さあ帰ろうかと思ったら宮司さんが何やら語り出しました。
最近は、合格祈願で訪れる人が多いらしく、先日も宝塚歌劇団の受験前に祈願に来た方が無事合格したとのことでお礼参りに来たそうです。
また、この境内には南天の木があり、南天の実が多く落ちているとのこと。
その南天の実を手に取るとご利益があるとのことです。
「南天(何点)も取れる!」
少しでも多くの点が取れるようになると、宮司さんが太鼓判を押してくれました。
そして、受験生である息子に対して横の方から字が書かれた半紙を出されました。
そこに書かれていた言葉が、
「元気に
兀兀と」
これ読めますか??
「コツコツ」と読むそうです。
中国語ではなく、日本語です。
元気の「元」の漢字の上の横線がありませんが、このコツコツとやることに意味があるとおっしゃられていました。
要領よく、一夜漬けなどで試験を乗り越えても、日本人としての良さは出てこない。
毎日、健康であって元気に、「兀兀」と何事にも取り組むのが良い。
そのようにお話をしていただきました。
開運への道
この後、いつもいく大神神社に行き正月に寄進したお餅のお下がりをいただきにいきました。
新年の初詣ではないのですが、まだ露店も多く他県ナンバーの車が多く参拝に来て賑わっていました。
よく見ると、初めて神社に参るような人が多く、不慣れな感じが見受けられました。
神社に参ること自体は良いことであると思います。
でも、どうせ参るのであれば、
兀兀と参るのが良いのでは、と感じました。
初詣で有名な神社に行くのではなく、いつでも、どこにでもある神社に赴き、
神社を維持していおられる方に感謝し、
今の生活ができていることに感謝し、
お賽銭を入れ、
これからの日本の平和と繁栄を祈願する。
そのことで、自分の運気が上がり願いが叶う、そう感じました。