元空自レスキューパイロットが折れない心をお伝えしています。
前回、29年2月に投稿した記事の内容について、再投稿します。
下の過去記事に書いてある、埼玉県防災航空隊のヘリコプターによる救助が有料化されるとの記事ですが、3月27日の埼玉県議会で条例改正案が成立されたようです。
過去記事
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先日、事故があった長野県消防防災航空隊ほど、救助要請が多い場所ではありませんが、27年度のデーターでは11件の要請で、5件の出動をしたそうです。
請求されるのは燃料費相当を手数料とした約5万円(約1時間の救助活動を想定)のみ、ですので県の収入増が目的ではないことがわかります。
これを機に、登山者自ら行う、登山に対する安全対策を見直していく風潮が大きくなればいいなーと思っています。
だって、そうすることにより各県の税金使用額が減り、回り回って住民の生活の向上につながるはずですから。
災害救助活動は、登山などの普段予想されるものだけを想定されたものではなく、突発的に起こる自然災害などへの救助活動に対しての備えでもあると思います。
昨日、那須で発生した雪崩では、ヘリコプターを使った捜索や救助はできませんが、行方不明の方の早期発見と救助にあたる方の無事をお祈りしています。