個人ごとながら、このブログを書いている前日に祖母が他界しました。
97歳でした。
実は、先週実家に行く用事があり、祖母とは入所しているグループホームで直前にあっていました。と、言っても7年ほど前から認知症がひどくなり、この数年は家族の誰も覚えていない状態でした。
そんな祖母は、私が幼稚園から小学生頃までは、母親代わりに面倒を見てくれていたこともありました。(二世帯住宅)、いつも心の中に安心感を与えてくれる存在でした。
お風呂に入れてもらっていた記憶では、アカスリ用の布でゴシゴシ体を洗ってもらい、すごく痛かったことを思い出します。
正月近くになると、一緒に花札で遊んだことは今でも良い思い出です。
今日は、折れない心を身につける 4つの原則の中から精神性についてお話ししたいと思います。
精神性を英語でいうと「スピリチャル」です。スピリチャルと聞くととても、”胡散臭い”イメージがありませんか?
もう何年か前に「オーラーの泉」という番組があったのを覚えている人がいるでしょうか。江原啓之さん、美輪明宏さんが霊視などをしながらお話を進めて行く番組。
ある人から、江原啓之さんの霊視能力は本物ではない、と聞いたことがありましたが実際のところも演出であったと思います。そんなことの影響もあり、スピリチャルという分野は現在の日本には広く理解されているわけではないですね。
そんな中、ここ最近(平成28年)でスピリチャルな内容で爆発的人気となった日本映画があったことを認識しているでしょうか。
「君の名は」
みなさん、スピリチャルなんて意識せずに楽しんだのではないですか?
でも、スピリチャルな出来事に関しては、映画の面白さで気になっていないだけで、個別に感想を聞くと
「映画の世界だからいいんじゃない?」
という回答が返ってくるかもしれません。
でも、このスピリチャルな現象を扱った映画、海外で大人気です。
海外反応! I LOVE JAPAN : 世界中で『君の名は。』の人気が凄まじいことに!ジブリを超えたとの声も!? 海外の反応。
もともと、スピリチャルの世界を受け入れる土壌があったところに、人気作を売っていいたことが火をつけたようです。
リンク記事にはスオイリチャルなことは何も書いていません。
が、私の友人で関係者曰く、「日本はスピリチャルな面では海外から遅れをとっている」とのこと。
今後、世界標準になったスピリチャルな出来事や考え方がより普及するのではないかと予想します。
そこで、本題に戻りますが、折れない心を身につける 4つの原則の1つ
【精神性】
簡単にいうと、
① 価値観
② 我慢強さ
③ 見方
④ 目的
に分類されます。日本以外では、この分野はある”こと”で補われるのです。
そのある”こと”とは・・・・・・
信仰心
です。
日本人はこの信仰心ということに関しては、教育の成果、日本従来の価値観なのか、あまり意識することはないと思います。
でも、現代でも身近な生活に根付いているのも事実です。
今回、祖母が他界しましたが、先週実家を出る直前に祖父のことを思いながら仏壇で線香を焚きました。これも、信仰心(先祖崇拝)であると思います。
祖父が戦争を生き抜き、父を育ててくれたから自分がいるのであり、その生の連鎖の最終ランナーを今自分が受け継いでいる。(厳密には、自分の子供ですが、、)
だから、そんじょそこらの不幸や逆境に打ちひしがれている場合ではない!
と、仏壇の前で祖父と会話してきました。祖父は、なんて思っていたのかわかりませんが、優しく微笑んでくれていたと思います。
と、いうことで私にとって精神性は、自分の折れない心を身につける一部分となっています。
この精神性、なんでもいいです。個人によっては、アイドルであったり、昔から持っているぬいぐるみであったり、持っていると安心するもの、いてくれるだけで力が湧いてくるもの。そんなものでいいんです。
もう一つ、私の例で行けば自宅の神棚に向かって、今の自分、家族が幸せであることを毎日手を合わせて感謝しています。
この繰り返しが、何か自分を追い詰めるような環境にあった時に、自分の心の支えになってくれることがあります。
我慢強さ、目的、見方、などは各宗派などで教えが厳格であれば、より逆境に強い精神性が生まれるはずです。
今日は、折れない心 4つの原則の一つ、精神性についてお話ししました。
今後何かの参考にしていただければ嬉しいです。
引き続き、セミナーを行なっています。
2月11日は、葬儀により中止としましたが2月22日、3月11日に名古屋市内で行います。興味のある方は参加してください。
詳細は、facebook page 折れない心塾まで。