折れない心 ーrescue J guy's blogー

元航空自衛隊のRESCUEパイロットが自分のやりたいこと、自分が何ができるかを発見できるようになる、折れない心(レジリエンス)について4つの原則を中心にお話ししてます。また、航空関連ニュースに対しての個人的な感想や意見もアップしています。

民進党蓮舫代表が稲田防衛大臣を攻撃した兵器

新聞を見ていたら、面白い最新兵器が誕生したようでした。

 

国会で民進党代表蓮舫氏が防衛大臣である稲田朋美氏に、【レン砲】攻撃をしていたようです。

(引用:産経新聞 平成29年2月1日朝刊)

※参考動画:

www.youtube.com

 新聞記事ですので、どこまで事実に近いことを述べているかはわからないのですが、約10年前に雑誌「正論」での内容に対して、蓮舫氏が国会において、当該雑誌のページ数を指定して、稲田防衛大臣を”レン砲”で執拗に攻撃したそうです。

記事は男女共同参画のあり方をめぐり、稲田氏が「本来の男女平等は性別に関係なく、能力に応じて平等に登用されるべきだ」などと発言した内容。稲田氏は朗読に応じつつ「10年以上前の一衆院議員としての発言であり、長い対談の一部を取り出して朗読することにも疑問がある」として質疑自体を問題視した。

 しかし蓮舫氏は追及の手を止めなかった。

 蓮舫氏「10年前だから関係ないのか」

 稲田氏「10年前と必ずしも全く同じ(考え)でない。政治家として成長していく過程はあると思う」

 

 

www.sankei.com

さすがプロのつけるネーミングは面白いものですね。レン砲も与党時代ではかなりの攻撃威力を発揮していたのですが、野党、しかも今の民進党の兵器工場では威力のある武器を開発できないようです。

 

 それにしても、蓮舫氏も傾きかけた民進党の旗振り役をするのは大変なご苦労だと思います。ただでさえ一枚岩でない基盤であるのに、連戦連敗している部隊の長を続けるには相当な精神力がないとできませんね。蓮舫氏単独で見るとかなり精神力が強く、折れない心を持っていそうでありますが、それだけではいつかは折れてしまう限界点が来ると思います。先日のブログでも書いた、”社会性”の部分に当てはまる部分が蓮舫氏に足りないと感じます。これについては後日詳しく書きます。

 

 さて今回は、この記事の内容について折れない心を考えていきます。

折れない心を鍛えるときに、過去の振り返りをするワークショップがあります。この目的は、過去の事実(逆境)をどのように乗り越えたかを再認識して、自分の心が落ち込んだときに使えるリソースを発見するものです。

  

キーポイントは、【自分で認識】している過去の事実なんですね。

 

 稲田氏は、過去にそのような記事が書かれていることを認め、政治家として成長していく段階でそのような考え方をしていた時期もあった、と認めているようです。過去を正確にとらえようとしていますね。過去の事実から何を得て、今後に生かす。過去の事実を、他者の「捉え方」で指摘され、反省したとした場合、この反省行為は永遠に終わりません。なぜなら、

 

【捉え方】は、自分の成長と共に変化するものであるから

 

他人の指摘を受けて、その都度真摯に対応し反省し続けたら、それは自分の人生ではありませんよ。他者の捉え方を自分の捉え方の成長に利用し、最終的に自分の捉え方により判断していく。このようなプロセスが必要です。

 

=====結論=====

今回のレン砲の攻撃を受け、稲田氏が折れない心をもつ人材であることがよくわかりました。

国会の場は、「清濁併せ吞む」ことが必要な場所で、綺麗事だけでは務まらない場所であると思います。過去をどう捉えるかという点においては、稲田氏の考え方の方が「折れない心」を持つ人材を育成してくれると思います。