折れない心 ーrescue J guy's blogー

元航空自衛隊のRESCUEパイロットが自分のやりたいこと、自分が何ができるかを発見できるようになる、折れない心(レジリエンス)について4つの原則を中心にお話ししてます。また、航空関連ニュースに対しての個人的な感想や意見もアップしています。

教育とは、

亥年

新年のご挨拶に

着物で

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昔、上司から、

「きょういく」

のお話をいただきました。

 


きょういくの意味は、

 


教育ではなく、 「今日行くところがある」

 


という意味です。

 


日本人は家族を中心とした、

社会を作って生きています。

 


自分の周りの社会

 


家族、会社、同窓会、ご近所さん、ママ友、などなど

 


多くの社会がありますが、

今日行くところがあるのが、

とても大事なことです。

 


良い人間関係を作り保つには

他者との関係性を良くすることです

 


でも、その前にもっと大事なこと。

それは、

 


自分自身の真の心とお話すること。

 


今年も、

自分の心に寄り添って、

妻の心に寄り添って、

子供の心に寄り添って、

そして多くの人の心に寄り添って、

 


生きていこうと思います。

#新年の抱負

#きょういく

#レジリエンス

全ての人は公平

出逢えるのは
一瞬

その一瞬に
気付ける人、
気付けない人。

気付ける人は、
天の恵みに日々感謝してる。

気付けない人は、
世の中の不公平に不満な人。

天の恵みは、
万人に公平に与えられている。

それに気付けるか、
そこが実は一番大事なこと。

#レジリエンス #空が好きな人と繋がりたい #amazingtoyamaphoto

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強い組織が強い理由

やり方だけを追い求めると
組織は、必ず滅びる

やり方は無限大に広がっている
追い続けると、必ず息切れする

やり方は短期で結果を出せるが
継続するにはやり方を追い続けなければならない

組織というのは、全ての組織
私たちの日本も組織
私たちの体も組織

必要なのはただ一つ

自分のあり方

努力の解釈を間違えていた!

 

退職して、

就職したつもりで失職し、

焦り、

不安になり、

もがき、

そして進んできました。

 

先日、ある時にこんなことを言われました。それは・・・

 

「もっと心地よくなって良い」

 

です!

 

ハタと気づきました、自分が心地良いと思ったことをこの約2年間していなかったと。

 

で、心地良いことはなんだ??

と、自分に問い、出てきた答えが、

 

「読みたい本を読む」

 

でした。

 

早速、直感で選んだ本がこれ

    ↓

〈神道〉のこころ(旧版)

〈神道〉のこころ(旧版)

 

 

最近、地元の神社で宮司さんが書いた本が社務所に置かれていたので、購入して読みました。

 

神社にはよく行きますが、宮司さんの思いを聞く機会があまりないので、神社の内側から神社のことを語っていて面白かったです。

 

そんな想いを持っていた時に出会った本でした。

 

この本で、自分は物事を難しく考えすぎていたんだと気付かされました。

 

 

 

難しく考えていたこと① ⇨ 努力

 

努力って、みなさんどう思ってますか?

困難や自分の高い目標に対して、自らの力でなんとか乗り越えようとすること。

 

そんなことを連想しませんでしたか?

 

実を言う私もその通りのことを思いました。

 

しかも、「自分は努力の人」なんて言ってましたから・・・

 

でも、この本の著者曰く

 

 努力と言うのはまた考え違いをしているんです。そんなふうに世の中はなっていないということなんです。

 

えっ?と思いました。努力になんの考え違いがあるのか?

 

例えば氷河期が来て、地球が冷えたとき、これを耐え抜いた生物が生き残っています。

耐え抜くというと、俺は寒さなんかに負けるかと、自力で頑張った生物だと思われるでしょうが、そういった連中は全部滅びている。

これは、考え違いの努力です。

努力というと、自分の力でやるのが努力だと思っている。

こういう生物は全部現在いない。

 

なになに?努力って自分でするものではないのか!!

 

努力とはそういうことではないんです。

いかに自分の我をなくして、自然の変化に順応するかということが本当の努力なんですね。

 

 

順応する!!

 

そして順応した生物が進化するんです。だから寒さなら寒さに順応するように体を変えた生物、それが帰ることによって進化していったんですね。

 

ここまで読み進めて、自分が今までして来たことはなんだったのかと思い返しました。

 

すると、自分は自然(環境)に順応するためのことをして来たときは何事もうまく行き、

 

目標を作り、そこに到達するために心身ともに力を尽くして来たときは何事もうまくいかなかった!!

 

実を言うと、前職を退職してから新しいことを始めると決めたのも、現状を変えてやろうと思い、自分の力で乗り越えていこうしたからです。

 

その結果、失職+苦悩の日々・・・・・

 

オリンピックで金メダルを取るようなスポーツ選手も、その環境に順応し逆境を克服して伸びている。

強いと言われストレートで行った者はほとんど金メダルを取っていない。

途中で挫折するような目にあって、それに順応して、乗り越えたものが世界一になっている。

 

言われてみるとその通りです。

 

 

難しく考えていたこと② → 待つ

 

順応したと思い、それでいいと思ったらそこから

 

「待つ」ことが必要だと。

 

順応し、それにプラスして待つことができない生物は滅びていく。

 

最近の人間は待てないと言われています。

 

車に乗れば、一台でも先にい行こうとする。

駅のエスカレーターでも1分も待っていられない。

エスカレーターを駆け上がっていく。

なんでもないみたいに見えるけど、そのような人は滅びるんです。

いや、本当なんです、冗談ごとではない。

待とうとしない生物はみんな滅びているんです。

 

そっかー、待てないと滅びていくのか。

 

エレベーターに乗ってごらんなさい。階のボタンを押しておいて、必ずその上の、クローズ(閉じる)のボタンを押すでしょう。

階のボタンを押せば、自然に閉まるようになっているのに、その何秒間かが待てない。必ず上のクローズのボタンを押す。

上のボタンを押す人は滅びていく人です。

これが宇宙の法則です。

 

自分でも無意識にこの「クローズ」を押していました。

自分では、なるべく早く移動した方が、他の人も助かるはずと思っていました。

でも、その行動自体が自分の滅びを助長させていたなんて・・・・

 

順応して、待つことが大事なんですね。

 

 

難しく考えていたこと③ → 共生

 

共に生きる心

 

これが大事ですと筆者は言っています。

 

自然環境を守るために、科学技術を駆使するのではなく、共に生きる道に順応していく。

 

自然との共存です。

 

人間の力で自然を回復させるのではなく、自然を生かしながら同時に人間を生かす共生という考えが、日本の発展を支えて来たと。

 

この共存というキーワード、実は、人間の間でも言えることなのではないかと思います。

 

誰かのわがままで、弱い立場の人を強制させるのではなく、

皆が皆の力を活かせるように、共生する。

 

そんなシンプルな考えが日本人の本来持って来た文化なのではないかと思います。

 

終わりに

 

今回のキーワードは、

 

努力 ・ 待つ ・ 共生

 

この言葉にピンと来た方は、ぜひ今度お話ししましょう!