元レスキューパイロットが折れない心に身につけ方を伝えています。
心理編もようやく3回目になりました。
昨日投稿した
↓↓↓
このブログを始めてから一番長いブログだったんですよ。
1000文字書くのに1時間として、約5時間の文筆業でしたが、ほぼ記憶にあることなのでなんとか書ききりました。
心理のおさらい
このブログでお伝えしている心理の中身ですが、前回の中身をおさらいすると、
1 気づき
2 適応
3 決断
4 積極的思考
以上の4つのカテゴリーに分けて説明しました。
覚える必要はありませんので安心してください。
今日は、その中の 1 気づき について掘り下げていきましょう。
気づきとは
気づきとは、気づくことです。
何を当たり前のことを言っているの?なんて思いますよね。
でも、この気づきというのが一番厄介なパートなんです。
気づきが厄介な理由
先日、折れない心コーチングのクライアントさんとお食事をしながら話を聞いていました。
職場の同僚の先輩方とのコミュニケーションが上手くいっておらず、ストレスが溜まっている模様でした。(こんな方は私の守備範囲ど真ん中です)
よくよく聞くと、先輩方はクライアントさんの改善すべき点をなんとか伝えようとしているのがわかりましたが、当のクライアントさんはその事実を素直に受け取らないんですねー
なぜそうなるかというと、
先輩方はこうあるべきではないの?
という考えを持っているのです。
クライアントさんに、こう聞きました。
「先輩方が、○○さんの思うようなことをしてくれるようになったら、この問題は解決する?」
そう聞くと、回答は「そういうことではなくて・・・・」と返ってきました。
クライアントさんは、自分自身がどうして先輩方のご指導を理解できないかを明確に説明できない状態になっていたのです。
でも、これが厄介なのが
先輩の指導=自分のことを理解してくれない=諦め
(事実) (捉え方) (感情)
全てがイコールで繋がっているので、
先輩の指導=諦め
(事実) (感情)
このように、ある事実が自分の感情に直結してしまってました。
気づくためには
どうすれば、この連鎖を止められるのか?
それは、
事実 → 捉え方 → 感情
このように、イコールで結ばないで、一つ一つ分解して理解することが大事です。
この場合、事実は ”先輩が自分の指導をした” ですね。
これに対して、どう捉えるか。そしてその結果どのような感情になるか。
捉え方をいろいろ変えてみてください。
例えば、
・自分が気づかないところを指導してくれた
→ ありがたいという感情
・自分だってできていないくせに他人に指導できるの?
→ ムカつく
・その指導は、理論的ではない
→ 反論、反抗
などなど、どう捉えるかで感情の出方が変わってくるんです。
実は、このお話自分のことだったんですよ。
自分の考えをで先輩に反論することが正しいと思っていましたし、先輩は後輩を導く責任があると思っていました。
だから、はっきりしない指導や、反論(反抗)への回答がぼやけていると、
→ムカつく
となっていました。
今でも覚えていますが、先輩に
「じゃー、お前はどうしたらいいと思うの?」
と聞かれました。その時の私の回答は、
「そんなの、先輩が考えるべきでしょ!」
です。
当時私の先輩は大変でしたね😅
自分でもどうしていいのかわからないのに、先輩には食ってかかり、良い回答を得られないとムカつく。
こんなことを繰り返していると、どんどんストレスが溜まっていくんですよね。
事実と捉え方を分離する方法
これは、簡単ですが一人でやるのは難しいです。
なぜかと言うと、人は他人の事が良くわかっても、自分のことをよく理解できない、からです。
大企業の社長でも自社の運営にコンサルを入れるのも、こういった理由です。
また、コーチやメンターが必要な理由も同じです。
他人の力を借りて自分の考え方を理解する。
この作業を繰り返すしかないです。
ですので、職場ではよきメンターを見つけ、時々話を聞いてもらいながら自分の思考を整理するのが、手っ取り早いですね。
それが職場で望めないときは、外部のコミュニティーでメンターを見つけるかコーチを見つけてみてください。
折れない心 竹志塾では、一般の方向けにこの捉え方に関しての気づきセミナーを開催しています。
現在は名古屋のみの開催ですが、リクエストの応じて出張します。
セミナー情報をリンクさせますので、興味がありましたら質問などをしてください。